Sensory Museography

センサリーミュゼオグラフィーの副題は「身体化された認知に基づく展示空間の設計と鑑賞体験の多角的解析」です。
芸術作品の鑑賞体験における身体と空間の関係性は、知覚心理学、認知科学、美学、展示学、Human–Computer Interaction(HCI)などの分野で研究されています。展示空間における鑑賞者の動線や注視傾向等の行動情報を記録・分析する手法は、インタラクティブアートや博物館展示の分野で発展してきました。また、身体性と鑑賞経験の理論的基盤に現象学的美学があります。
本プロジェクトではこれらの方法論を統合し「身体化された認知」をテーマに展示空間を設計し、鑑賞者の視線、位置情報の計測に質問紙調査を組み合わせ、芸術学的作品解釈に工学的なデータ解析を加えます。そして得られた知見に基づき次回の展示空間設計を行うことで循環的設計手法を提案します。これにより美術教育やキュレーション実践に応用可能な知見を提示します。

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